俳優座劇場プロデュース『夜の来訪者』
人間はひとりでは、一つの家族では生きて行けないのです……
作=J・B・プリーストリィ 翻訳=内村直也
脚本=八木柊一郎 演出=西川信廣
出演予定=柴田義之・山崎美貴・尾身美詞・馬場太史・𦚰田康弘・有賀ひろみ・瀬戸口郁
【日程】
2025年11月25日(火) 18時30分開演
松江 11月27日(木) / 米子 11月28日(金)
【会場】
市民会館
〒693-0023 島根県出雲市塩冶有原町2丁目15番地






◆あらすじ
一九四〇年(昭和十五年)の春。娘の婚約者を迎え、一家団欒の夜を過ごす倉持家。そこに影山と名乗る警部が突然訪れる。影山はある女の死を告げ、家族に質問を重ねていく。初めに倉持幸之助。企業の経営者である彼は、かつていわれのない理由で彼女を解雇していた。次に娘の沙千子、婚約者の黒須、母親のゆき、そして息子の浩一郎と・・・彼女はなぜ死んだのか?!
疑問を投げかけ影山は去るが、残された家族のドラマはそこから始まるのだった……。
●かいせつ
一九四五年ロンドンでの初演以来、世界中で上演されてきた社会派ミステリーの傑作「夜の来訪者」。俳優座劇場では一九九一年から二〇〇六年までの十六年間に全国で281ステージの上演を重ねました。二〇二二年、新演出・新キャストによる上演を果たし、再び大好評を頂きました。
ウクライナ、パレスチナの戦争等、世界情勢が混沌とするなか、現代に生きる者の心理を突き、一人ひとりの生き方と社会との関わりを鋭く問いかけます。
●感想
久しぶりに舞台が観られてよかったです。このコロナ禍、ロシアのウクライナ侵攻etc.……私達の生き様が……巡り巡ってこの様な事態にもつながってしまったのかもしれませんね……。考えさせられる舞台でした。西川信廣さん、よくぞこの時期にこの作品を取り上げて下さいました。誠実に生きていきたいものです!! 舞台装置も素晴らしかったです‼ ラストシーン美しかったです……。
【劇団のプロフィール】
俳優座劇場は1954年、劇団廃油座の創立10周年記念行事として新劇人自らが資金を貯め建設した劇場。以来、新劇活動を支える中心的劇場となる。1980年の劇場改築を機に劇場が独自に製作する、俳優座劇場プロデュース公演を開始する。近年では『十二人の怒れる男たち』『音楽劇 わが町』『音楽劇 人形の家』『罠』『音楽劇 母さん』が例会に。







