5/31(日)オペラ『さよなら、ドン・キホーテ』こんにゃく座

【公演情報】

日程:5月31日(木) 18時30分開演
会場:出雲市民会館 大ホール

座席シール受渡開始日:4/27(月)
米子公演:6月1日(金)

*例会への参加は会員制です

ドン・キホーテを夢見る少女ベル
馬のロシナンテとサンチョとともに冒険の旅がはじまる。

鄭義信の人間の本質に迫る台本と萩京子の変幻自在の作曲による、ほかに類を見ない舞台!

台本・演出 = 鄭義信 / 作曲 = 萩京子
出演 = 沖まどか・佐藤敏之・梅村博美・大石哲史 ほか

あらすじ

 1940年代フランスのいなか町。古い厩舎のある牧場で馬を飼って暮らす、トーマスとベルの父娘。馬は戦地へと駆り出され、もう何頭も残っていない。
 ベルは学校が嫌いだ。自分らしくいることのできない学校になんか行きたくない、と、いつも厩で本を読んで過ごしている。大好きなのは「ドン・キホーテ」。いつか自分は男になって世界を旅する騎士になることを夢みている。ある夜、ベルは厩の隅に隠れていた少女サラをみつける。サラは家族とはぐれ逃げ延びてきた、ユダヤ人だった。ベルはサラに、僕が君を守ってあげると約束する。しかし、戦場と距離を隔てた町にも戦争の影は忍び寄って来る……。
 片足が悪く兵士になることができない馬丁のルイ、過去を抱えパリから移り住んできたベルの担任のオードリー、そして厩舎で飼われる“馬”のロシナンテとサンチョ。2匹の馬と、ある家族をとりまく物語。

解説

さまざまな苦難があろうとも勇気と希望と夢、それから愛を胸に自分らしく生きようとする人々の物語。
たくさんの敵もいて、立ちふさがる壁もいくつもあって、果てしなく続く荒野もある。
冒険の旅は始まったばかり、先は見えない。
だけど、きっとその先に、僕を待っている人がいる。
愛のために闘う‥‥‥僕が僕であるために、闘う。
時代や国境を超えて、私たちの生きている世界の現実(いま)が見えてくる!
あらゆる種類の差別がテーマです。

台本・演出家 鄭義信のことば

 ドイツ人が強制収容所に入れたのは、実はユダヤ人だけじゃなくて、同性愛者だったり、社会主義者だったり、あとは体に障害のある人も。マイノリティが切り捨てられる時代が二度と訪れないよう、警鐘を鳴らさないといけないんじゃないかなって。差別と戦争とは、すごく結びついてるんじゃないかと思います。

【劇団紹介】

 オペラシアターこんにゃく座は、「新しい日本のオペラの創造と普及」を目的に掲げ、1971年に創立されました。母体となったのは、東京芸術大学内の学生たちのサークル「こんにゃく体操クラブ」です。このクラブ出身者たちにより、自国語のオペラ作品をレパートリーとし、恒常的にオペラを上演する専門のオペラ劇団としてオペラシアターこんやく座は設立され、巡回公演を開始しました。